今回は瀬戸市にお住まいのお客様より、築19年を迎えたご自宅の「外壁塗装のお見積り調査」のご依頼をいただきましたので、現地調査で分かった外壁・屋根の劣化状況と、その対策について詳しくご紹介いたします。
このページで分ること
築19年、塗り替え適齢期のサインとは?
建物の外壁や屋根は、紫外線や雨風に常にさらされているため、10年を過ぎると徐々に劣化が進行していきます。特に築15~20年を迎える頃には、塗膜の防水性が低下し、さまざまな症状が現れやすくなります。今回調査させていただいたお宅も、まさに“塗り替えのベストタイミング”を迎えている状態でした。
外壁の状態|チョーキング・ひび割れ・シーリング劣化
調査した外壁は、サイディングボード仕様でした。以下のような劣化症状が確認できました。
● チョーキング現象(白亜化)
2階の外壁 チョーキング発生
1階の外壁 チョーキングの発生
指で壁をなぞると白い粉が付着する、これが「チョーキング」です。塗料に含まれる顔料が紫外線により分解され、表面に粉化して現れる現象です。これは塗膜の防水性が著しく低下している証拠であり、雨水の浸入リスクが高まるサインです。
● 外壁のひび割れ
細かなひび割れが見られました。見た目の問題だけでなく、放置すると水分の侵入経路となり、内部構造の劣化を引き起こす原因になります。
● シーリング(コーキング)の割れ・硬化
縦目地シーリングのひび割れ
サッシ周りシーリングの亀裂
サイディングの目地や窓廻りに充填されているシーリング材には、乾燥・硬化・ひび割れが見られました。築19年ともなると、シーリング材が本来の柔軟性を失い、ひび割れて雨水の侵入口となる可能性があります。これも放置すれば内部の木部を腐食させ、補修費用が高額になる可能性があります。
屋根の状態|色褪せ・苔の繁殖
屋根材はスレート屋根でした。スレート屋根は美観性と軽量性に優れる一方で、定期的な塗装によるメンテナンスが必須です。
● 色褪せ
屋根全体に色褪せが見られました。これは紫外線によって塗膜が分解されてしまった結果です。色が薄くなっているだけでなく、防水機能も低下しており、雨水を弾く力が著しく落ちている状態です。
● 苔・藻の発生
日当たりの悪い北側や湿気がこもりやすい部分には、苔や藻が多く繁殖していました。苔は屋根材に水分を含ませやすくし、スレートの劣化を加速させます。また苔が根を張ると、高圧洗浄だけでは落としきれず、屋根の寿命を縮めることに繋がります。
外壁塗装の必要性と対策
今回確認された劣化症状はいずれも、外壁塗装と屋根塗装によって改善・予防が可能です。外壁は、下塗り・中塗り・上塗りの3工程をしっかり行うことで、耐久性と美観性を取り戻すことができます。また、シーリングの打ち替えを行うことで、防水性の復旧も可能です。
屋根についても、洗浄後に専用の下塗り剤で密着性を高め、耐候性の高い塗料で中塗り・上塗りを施すことで、紫外線や雨風からしっかり守ることができます。
まとめ|瀬戸市での外壁塗装は定期点検が鍵
瀬戸市で築15年を超える住宅にお住まいの方は、今回のように外壁や屋根に劣化症状が出始めている可能性が高いため、早めの点検・対策が重要です。
リメイクホームでは、外壁塗装を熟知した専門スタッフが、お住まいの状態を丁寧に診断し、最適なプランをご提案いたします。定期点検・お見積りは無料ですので、お気軽にご相談ください。
大竹
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