先日、瀬戸市で現在外壁塗装を行わせていただいているお客様のご近隣にお住まいの方から、「我が家の外壁もそろそろ気になってきた」とのお声をいただき、建物の調査を行わせていただきました。
築年数が17年のサイディング外壁とスレート屋根のお宅で、現状を詳しく確認させていただきましたので、その結果をご紹介いたします。
このページで分ること
外壁の現状と劣化状況
まず、外壁部分の状態を確認したところ、以下の劣化が見られました。
シーリングの劣化
建物の接合部やサッシ周りのシーリング材が硬化してひび割れを起こしていました。これは、紫外線や気温変化による影響が主な原因です。このまま放置すると雨水の浸入リスクが高まり、内部の腐食やカビの発生を引き起こす可能性があります。

縦目地

サッシ周り
外壁材の変形
特に南面の外壁で軽微な反りが見られました。これは、サイディング材が長年の直射日光や湿気の影響を受け、耐久性を損なったことが原因と考えられます。

ボードの浮き①

ボードの浮き②
苔の発生
北側や日当たりが悪い部分の外壁には、苔やカビが目立っていました。湿気がこもりやすい環境が原因で、見た目だけでなく防水性の低下も懸念されます。
これらの劣化症状を踏まえ、適切な補修と防水性の向上を図るため、外壁塗装の実施をご提案しました。

屋根の現状と対策提案
次に、スレート屋根の調査結果についてです。屋根全体にわたって表面の塗膜剥がれが発生しており、経年劣化が顕著でした。

特に、塗膜が剥がれた部分では基材がむき出しとなり、水分を吸収しやすい状態となっていました。この状態では、塗装によるメンテナンスを行っても十分な効果が得られないため、屋根カバー工法を提案させていただきます。
屋根カバー工法とは、既存の屋根材の上に新しい屋根材を重ねる工法で、次のようなメリットがあります。
- 解体作業が不要なため、廃材処分費用や工期を抑えることができる。
- 新しい屋根材を設置することで防水性や断熱性が向上する。
- 耐久性が高く、将来的なメンテナンス頻度が減少する。
このお宅では、耐久性の高いガルバリウム鋼板を使用したカバー工法をおすすめしました。
提案内容とまとめ
調査の結果をお客様にご説明し、以下のメンテナンスプランをご提案いたしました:
外壁塗装
- 高耐久性の塗料を使用し、美観と防水性を復活。
- 劣化したシーリングの打ち替え作業を実施。
屋根カバー工法
- ガルバリウム鋼板を使用し、耐久性と省エネ性を向上。
- 施工後の美観と耐久性を長期間保持。
調査を通じて、お客様からは「とても丁寧に調査していただき安心しました」との嬉しいお言葉をいただきました。外壁や屋根は日々の生活では見落としがちな部分ですが、定期的なメンテナンスが建物全体の寿命を延ばすために重要です。
リメイクホームでは、瀬戸市をはじめ、地域の皆様のお住まいを守るための外壁塗装や屋根メンテナンスを丁寧に行っております。気になる点がございましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
吉田
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