先日、名古屋市守山区のお客様から「外壁塗装を検討しているので見積もりをお願いしたい」とのご依頼をいただき、建物調査に伺いました。
今回のお宅はサイディングとALC外壁が使われた住宅で、築年数の経過とともにいくつかの劣化症状が見られました。
このページで分ること
劣化箇所の確認
調査の結果、以下のような劣化症状が確認されました。
シーリングの劣化
外壁の接合部分やサッシ周りのシーリング材に劣化が見られました。特に、亀裂が入っている箇所があり、そこから雨水が浸入するリスクが高まっています。シーリングは外壁全体の防水性を支える重要な役割を果たしているため、早めの補修が必要です。
外壁の接合部
サッシ周りのシーリング
チョーキング現象の発生
外壁を触ると手に白い粉が付着する「チョーキング現象」も確認されました。これは外壁塗料の劣化によるもので、防水性が大きく低下しているサインです。このまま放置すると雨水が内部に侵入し、外壁や建物自体の寿命を縮める原因になります。
ALC外壁のひび割れ
ALC外壁にはいくつかのひび割れが見られました。ひび割れ部分は雨水が入り込みやすく、内部の断熱材や構造材を傷める恐れがあります。ALCは軽量で耐震性が高い反面、適切なメンテナンスが必要な素材です。
外壁のひび割れ①
外壁のひび割れ②
劣化の原因
これらの劣化は、主に以下のような理由で発生します。
紫外線や雨風による経年劣化
外壁は日々紫外線や雨風にさらされるため、徐々に塗膜が劣化していきます。特に南面や西面の外壁は紫外線の影響を強く受けやすく、チョーキングや色褪せが進行しやすい傾向があります。
温度差による収縮と膨張
昼夜の温度差や季節の変化によって外壁やシーリング材が膨張・収縮を繰り返すため、亀裂や剥離が発生することがあります。
施工時期の経過
今回のお宅では外壁塗装を行ったのが10年以上前とのことでした。塗料の種類や施工品質にもよりますが、多くの場合、10～15年を目安にメンテナンスが必要です。
早めの外壁塗装が必要な理由
劣化をそのまま放置すると建物全体の寿命を縮めるだけでなく、修理にかかるコストも増大してしまいます。特にひび割れやシーリングの劣化を放置すると、内部までダメージが広がり、外壁材や下地の交換が必要になるケースもあります。
そのため定期的な点検と早めの外壁塗装が非常に重要です。今回のお客様にも劣化箇所を詳細にご説明し、外壁塗装の必要性をご理解いただきました。
名古屋市守山区で外壁塗装をお考えの方へ
リメイクホームでは外壁の状態を丁寧に調査し、それぞれの住宅に適したメンテナンスプランをご提案しています。
名古屋市守山区で外壁塗装をお考えの方は、ぜひ一度ご相談ください。劣化を放置せず、早めの対策を行うことで、大切なご自宅を長く快適に保つことができます。
外壁塗装に関するご質問やお見積もりのご依頼は、リメイクホームまでお気軽にお問い合わせください！
加藤
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