築12年が経過した長久手市にあるお宅で、外壁塗装と屋根のメンテナンスのご相談をいただきました。
今回のお客様は、リメイクホームのチラシをご覧になり、外壁や屋根の状態についてご不安を感じ、メンテナンスのご相談をされました。外壁はALC（軽量気泡コンクリート）を使用され、屋根はスレート材が採用されています。どちらも耐久性が高い材料ですが、10年以上が経過したことにより、経年劣化が進んでいる可能性があるため、現地調査を実施いたしました。
このページで分ること
現地調査の結果
まず、外壁の状態を確認いたしました。外壁の表面には、チョーキング現象が見られました。
チョーキングとは、塗料が紫外線や雨風に晒され、表面が粉状になる現象です。この症状が見られる場合、塗膜の防水性能が低下しており、外壁内部への水分の浸透リスクが高まる可能性があります。
シーリングの亀裂①
シーリングの亀裂②
また、外壁のシーリング部分にも亀裂が確認されました。シーリング材は建物の目地部分に使用され、外壁同士の隙間を埋める役割を果たしていますが、亀裂が入ると雨水の侵入を許してしまい、建物の構造を劣化させる原因となります。
さらに、外壁の一部には雨筋汚れが見られました。これは雨水が外壁を伝うことで汚れが蓄積し、黒ずんだ線状の汚れが残る現象です。この汚れは外壁塗膜の劣化とともに、雨水の吸収を助長するため、早急な対応が求められます。
次に、屋根の状態を確認いたしました。スレート屋根は色褪せが見られ、紫外線の影響による劣化が顕著に現れていました。特にスレート材は、定期的な塗装メンテナンスが必要です。放置すると、屋根材が脆くなり、最終的には屋根全体の交換が必要となる場合もあります。今回の調査結果では、塗装によるメンテナンスが適切な時期に来ていると判断いたしました。
紫外線と経年劣化の影響
外壁や屋根は、日々の紫外線や風雨にさらされるため、劣化が進むのは避けられません。
特に長久手市のような地域では、四季の気候変動により、夏の強い日差しや冬の寒冷な気候が建物に与える影響は大きいです。紫外線は塗料の劣化を加速させ、表面が剥がれやすくなり、建物の保護機能が低下します。また、雨水が外壁や屋根に浸透すると、建物内部の腐食やカビの発生を招くことがあり、修繕がさらに大規模になるリスクがあります。
リメイクホームでは、こうした経年劣化の兆候を見逃さず、適切なメンテナンスをご提案いたします。外壁塗装や屋根塗装は、単に美観を保つだけでなく、建物全体を長持ちさせるための重要な要素です。
最適なメンテナンス時期
今回の調査に基づき、外壁や屋根のメンテナンス時期が適切であると判断しました。
外壁のチョーキングやシーリングの亀裂、屋根の色褪せといった症状は、放置すると建物全体の寿命を縮める原因となります。しかし、早めの対応を行うことで、修繕費用を抑えることができるほか、建物の耐久性を維持することが可能です。
リメイクホームでは、外壁や屋根のメンテナンスを通じて、住まいの価値を保ちつつ、快適な生活環境を提供することを目指しています。今回の長久手市のお客様にも、適切な塗料と施工方法を用いて、安心して長く暮らせる住まいを提供するためのご提案をさせていただきました。外壁塗装や屋根塗装をご検討中の方は、ぜひお気軽にご相談ください。
長期的な視点でのメンテナンス計画を立て、住まいの安全性と美しさを守り続けましょう。
大竹
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