瀬戸市屋上防水工事のメリットとウレタン通気緩衝工法の選定ポイント

今回は、瀬戸市にある平たい屋根のお宅で行った屋上防水工事についてご紹介します。

こちらのお客様のお宅では、シート防水が施工されていましたが、経年劣化によりシートがよれてきてしまい、雨漏りのリスクが高まっていました。そこで、今回のメンテナンスではウレタン通気緩衝工法を採用しました。

このページで分ること

シート防水の経年劣化

シート防水は耐久性が高く、比較的手軽に施工できるため、多くの住宅で採用されています。

しかし、長い年月が経つと、シートがよれてきたり、接着部分が剥がれてきたりすることがあります。瀬戸市のお宅でも、シート防水が施工されてから数十年が経過し、シートの劣化が目立ち始めていました。

特に、強風や直射日光によるダメージが蓄積し、シートが波打つようになってしまったのです。このまま放置しておくと、雨水が侵入し、屋根材や建物内部に深刻なダメージを与える可能性がありました。

シート防水のヨレ

シート防水の亀裂

今回のメンテナンスでは、ウレタン通気緩衝工法を採用しました。

ウレタン通気緩衝工法は、既存のシート防水の上にウレタン樹脂を塗布し、その上に新しい防水層を形成する工法です。この工法の最大の特徴は、通気緩衝シートを使用することで、内部に溜まった湿気を外部に放出しやすくする点にあります。

これにより、湿気による膨れや剥がれを防ぎ、長期間にわたって安定した防水効果を発揮します。

ウレタン通気緩衝工法には以下のようなメリットがあります。

1.優れた防水性: ウレタン樹脂は高い弾力性と密着性を持ち、細かなひび割れや隙間も確実にカバーします。これにより、屋上全体を均一に防水することができます。

2.通気性の確保: 通気緩衝シートを使用することで、内部に溜まった湿気を効率的に排出し、膨れや剥がれのリスクを軽減します。

3.メンテナンスが容易: ウレタン樹脂は施工後のメンテナンスが比較的容易であり、部分的な補修も迅速に行うことができます。

下地処理:

プライマー塗布

劣化したシートを必要に応じて補修し、ウレタン樹脂がしっかりと密着するように下地を整えます。

ウレタン通気緩衝シートの設置:

通気シート

脱気筒

通気緩衝シートを設置し、ウレタン樹脂を塗布する準備を行います。

ウレタン樹脂の塗布:

ウレタン樹脂

ウレタン樹脂を均一に塗布し、新しい防水層を形成します。この際、特に継ぎ目や端部の処理を丁寧に行い、確実な防水を実現します。

仕上げと確認:

ウレタン防水　施工後

最後に、全体の仕上げを行い、防水層が均一に形成されていることを確認します。

今回の瀬戸市での屋上防水工事は、ウレタン通気緩衝工法を採用することで、劣化したシート防水を効果的に補修し、長期間にわたって安定した防水効果を実現しました。

ウレタン通気緩衝工法は、既存のシート防水の上に新しい防水層を形成するため、コストを抑えながらも高い防水性能を発揮します。瀬戸市で屋上防水を検討されている方は、ぜひ一度リメイクホームにご相談ください。

加藤

愛知県尾張旭市、瀬戸市　長久手市　豊田市　日進市　春日井市　名古屋市周辺地域での住宅リフォームは、RemakeHome（リメイクホーム）にお気軽にお問合せください。外壁、屋根、防水工事に絶対の自信があります！もちろん内装、水まわり工事も承ります。相談、お見積りは無料です。