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外壁塗装でフッ素塗料を検討中の方必見!フッ素塗料の特徴などを解説

 

どの塗料を選んで外壁塗装を行うか悩んでいませんか?

外壁塗装に使用される塗料は大きく分けて【アクリル】【ウレタン】【シリコン】【フッ素】【無機ハイブリット】の5つの種類に分けられます。そこで今回は、高級グレードであるフッ素塗料について詳しく解説していきたいと思います。

  • フッ素塗料を検討されている方
  • フッ素塗料を進められたけど迷っている方
  • これから外壁塗装を検討しようとしてる方

是非参考にして頂ければと思います。

 

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フッ素塗料の特徴

フッ素塗料とは、塗料の成分の中にフッ素樹脂が含まれている塗料のことをいいます。

建築用塗料には様々な種類の塗料がありますが、フッ素系の塗料は他の種類の塗料と比べると耐久年数が長ったり汚れを寄せ付けないといった高機能な性能を持っていたりすることから高価な塗料となります。

フッ素塗料の特徴を詳しくみていきましょう。

 

1.耐久性について

アクリル塗料やウレタン塗料は5年~8年程、シリコン塗料で10年~15年程の耐用年数と言われているのに対してフッ素塗料は15年~20年程といった耐用年数です。

この耐用年数とは、どれぐらいの間塗料が劣化しないのかを表しています。

このことからフッ素塗料は、耐久性が高く高級グレードの塗料ということがいえます。

また耐用年数が長いため、一度外壁塗装をしてから次回のメンテナンスまで期間を長く開けることが出来るといった塗料となりますので大変お勧めの塗料です。

 

2.親水性

親水性とは、塗膜の表面に付いた雨水が玉のようなる撥水(はっすい)とは違い、ビシャっと雨の玉が潰れて広がるような状態のことをいいます。

親水性が高いフッ素塗料は、汚れが付着した時に汚れを雨水で綺麗に洗い流してくれるという点がありますので、汚れが付きずらいという特徴を持っています。ひと昔前であれば、撥水性タイプが多く、撥水性タイプは、親水性とは逆に玉の状態のまま雨水が流れる状態です。

しかし撥水性の塗料は水の通り道に雨筋汚れがついてしまうし、汚れが洗い流されないことから、最近では親水性タイプの塗料が主流となっています。

 

3.防カビ・防藻性

防カビ・防藻性は、カビやコケの発生を抑える性質を指しています。

住宅の周りに植物が多かったり、日当たりが悪く湿気が多い地域に住んでいたりする場合は、防カビ・防藻性付きのフッ素塗料を施工することで建物をカビやコケから守りやすくすることが可能です。

 

フッ素塗料のメリット

フッ素塗料のメリットは、

  • 期待耐久年数が高い
  • メンテナスコストを抑えられる

が挙げられます。

 

期待耐久年数が高い

塗料の中には、

  1. アクリル塗料
  2. ウレタン塗料
  3. シリコン塗料
  4. フッ素塗料
  5. 無機塗料

という塗料があります。

アクリル塗料で5年程、ウレタン塗料で5年~8年、シリコン塗料で8年~12年程、フッ素塗料で15年~20年、無機塗料で20年以上という期待耐久年数を持っています。

このことからフッ素塗料は長い耐久年数が期待できる性能を持っているということがわかります。

この基準は、各塗料メーカーが行っている、促進耐侯性試験(キセンノンウェザーオメーター試験)のテスト結果でどれぐらいの耐久性能があるのかを実験して発表している数字です。

※基準はメーカーごとで異なります。※

メンテナスコストを抑えられる

外壁塗装は、10年に1度メンテナスをしましょうと言われていますが、高耐久塗料であるフッ素塗料を使って外壁塗装を行うことで初期費用は掛かってしまいますがランニングコストで考えるとメンテナス費用を抑えることができます。

特に、小さなお子さんがいらっしゃるご家庭や何度もメンテナスを行うのが面倒な方には長持ちするフッ素塗料がおすすめです。

 

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フッ素塗料のデメリット

フッ素塗料のメリットが分かった所で、デメリットも挙げてみましょう。

フッ素塗料のデメリットは、

  • 塗膜が硬い
  • 価格が高い
  • 耐侯性の高いフッ素塗料は2液塗料のため現場施工が大変

が挙げられます。

 

価格が高い

フッ素塗料の一番のデメリットとして挙げられるのは、価格が高いという点です。フッ素樹脂という材料が各塗料メーカーでは製造が難しく、ダイキン工業や旧旭硝子株式会社などから材料の供給をしてもらっていることが理由に挙げられます。

フッ素塗料の特徴として、耐久性が高く長持ちする塗料ということから高級グレードの塗料ということがわかります。

外壁塗装の相場は、100万~150万円と言われていますが、高級グレードを使うことで家の大きさによっては相場よりも高くなることがあります。

 

3フッ化フッ素は塗膜割れのリスクがある

フッ素塗料の特徴として、フッ素樹脂塗料には3フッ化フッ素と4フッ化フッ素という塗料がありますが、その中でも特に3フッ化フッ素は他の塗料と比べて完成塗膜が硬い塗料となっています。

そのため、地震のえ影響や車の通る時に起こる振動などの影響により建物が揺れ、割れてしまうことがあります。

外壁の種類であるサイディングボードやALCパネルのように外壁の種類によってはフッ素塗料を施工しても問題ありませんが、モルタル壁は外壁の動きを逃がすことが出来ない事からフッ素塗料を施工してしまうと塗膜割れリスクが高まってしまうため不向きな塗料となります。

※4フッ化フッ素は塗膜は3フッ化フッ素より柔らかい

耐侯性が高いフッ素塗料は2液のため現場施工が大変

耐侯性が高いフッ素塗料は、2液型と呼ばれる塗料がほとんどです。

2液型塗料とは、主材と呼ばれる塗料缶に硬化材を混ぜ合わせて使用する塗料です。

主材と硬化材を混ぜ合わせるのは、実際の施工現場で行われるため、2液塗料を普段はあまり扱わない施工業者に施工依頼を行うと、分量の計量をしっかり計量器を使用して行わないや攪拌(かくはん)と読みますが、しっかり混ざってない状態で塗装してしまうケースがあります。

混ざっていない状態で施工してしまうと、塗膜の密着が悪かったり塗装の乾きが悪かったりという不具合を起してしまいます。

経験が豊富な業者に依頼しましょう。

 

 

フッ素塗料はどんな人におすすめ?

外壁塗装 ブラウン・ベージュ

フッ素塗料は耐久性が高いということから、メンテナスを何度もしたくないという人や家にかかる外装メンテナンスの費用を抑えたい方におすすめの塗料となります。

戸建住宅は、木造住宅で約40年程の寿命と言われています。

新築してから30年が経過するまでに、耐久性が10年程と言われる塗料を3回施工するのか、フッ素塗料を選んで30年が経過するまでに1~2度外壁塗装を行うのかではトータルコストも変わってきます。

初期費用はやはり掛かってしまいますが、フッ素塗料を施工することで外壁塗装の回数を減らせたり費用を抑えることが出来たりすることが可能となります。

 

まとめ

フッ素塗料の特徴やメリット・デメリットなどについて解説させて頂きました。

フッ素塗料は、耐久性が高いため高級グレードの塗料となります。

高耐久グレードということもありますので、初期費用は掛かってしまいますが、ランニングコストで見たときに費用を抑えることが可能となるためトータルコストを抑えたいという方におすすめの塗料です。

また耐久性が高いということから何度もメンテナスをしたくないという方にもおすすめです。

 

 

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