
近年、名古屋市で外壁塗装をご検討されるお客様の中で、黒やグレーといった濃色系の外壁カラーを選ばれる方が明らかに増えてきたと、私たちリメイクホームでは感じています。
ひと昔前までは、外壁塗装といえば「ベージュ」「アイボリー」「薄いブラウン色」など、明るく柔らかい色味が主流でした。
しかし最近では、「あえて黒にしたい」「グレーで引き締めたい」「新築のような外観に近づけたい」といったご相談が増え、実際の施工でも黒・チャコールグレー・ダークグレー等の濃い色を選択されるケースが多くなっています。
このページで分ること
黒・グレー系カラーを選ばれるお客様が増えている理由とは?
この背景には、いくつかの理由が重なっていると考えています。
まず、現状が淡い色の外壁のため、汚れが目立ってしまっているお宅が非常に多いという点です。
特に名古屋市周辺のエリアでは、幹線道路や交通量の多いエリアも多く、排気ガスや粉塵の影響を受けやすい立地が少なくありません。
さらに、サッシ周りから垂れてくる雨だれ汚れ、北面や風通しの悪い箇所に発生するコケ・カビなどが、白系や薄いベージュの外壁ではどうしても強調されてしまいます。
実際に外壁塗装の現地調査を行うと、
「遠くから見るとまだきれいに見えるけど、近くで見ると雨だれが気になる」
「北側だけ黒ずんでしまっている」
「サッシ下の汚れがどうしても目立つ」
といったお悩みをよく耳にします。
このような経験から、「次は汚れが目立ちにくい色にしたい」と考え、黒やグレー系を選ばれる方が増えている印象です。
これはあくまで現場で感じる個人的な主観ではありますが、非常に多くの方が共通して抱えている理由だと感じています。
次に挙げられるのが、新築住宅のデザイン傾向の変化です。
近年、名古屋市内でも金属サイディングやガルバリウム鋼板を使用した新築住宅が増えています。
これらの住宅では、ブラック・ダークグレー・ネイビーといった濃色系が標準仕様として採用されているケースが多く、街並み全体の印象も以前より引き締まったものになってきました。その影響もあり、築10年〜20年ほど経過した住宅のオーナー様から「新築の家が黒系でかっこいい」「自分の家も雰囲気を変えたい」といったご相談をいただく機会が増えています。
また、ガルバリウム鋼板や金属サイディングに限らず、一般的な窯業系サイディングの住宅でも、新築時に濃い色を採用するケースが増えている点も見逃せません。数年前までは「外壁は明るい色の方が無難」という考え方が主流でしたが、現在では「濃い色=モダン・高級感・デザイン性が高い」というイメージが定着しつつあります。
これにより、外壁塗装においても「せっかく塗り替えるなら思い切って黒やグレーにしたい」と考える方が増えているのです。
さらに、黒・グレー系カラーは建物のシルエットを美しく見せやすいという点があります。
濃色は影のラインがはっきり出るため、建物全体が引き締まって見え、凹凸のあるサイディングやデザイン性の高い外壁材との相性も良いとされています。
名古屋周辺のように敷地条件や周辺環境がさまざまなエリアでは、周囲の建物との調和を取りつつ、存在感を出せる色として選ばれやすい傾向にあります。
また、「黒は汚れが目立ちやすいのでは?」というイメージを持たれる方も多いですが、実際には白系・淡色系の方が雨だれやコケの色とのコントラストが強く、結果的に目立ちやすいケースも少なくありません。
特に名古屋周辺のように湿度が高く、夏場にコケや藻が発生しやすい地域では、グレーやチャコール系の方が経年変化が穏やかに見えることもあります。この点も、黒・グレーを選ぶ方が増えている理由の一つだと考えられます。
加えて、SNSや住宅系Webメディアの影響も大きいかもしれません。
Instagramやリフォーム会社のホームページなどで、黒やグレーの外壁を使った施工事例を目にする機会が増えたことで、「おしゃれ」「今っぽい」「長く飽きにくい」といった印象を持つ方が多くなっています。
外壁塗装工事においては、お客様方が事前にしっかり情報収集をされる方が多く、Web上の事例や写真の影響を受けやすい傾向があります。
このように、
・淡色外壁で汚れが目立つ経験をされた方が多い
・新築住宅で黒・グレー系が増えている
・建物を引き締めて見せたいというデザイン志向の高まり
・WebやSNSでの情報露出増加
といった複数の要因が重なり、外壁塗装を行う際に黒やグレーを選ばれる方が年々増えてきているといえます。
黒い外壁は暑くなる?白い方が涼しい?名古屋市でよく聞かれる疑問への答え
黒やグレーの外壁を検討されるお客様から、名古屋市で外壁塗装のご相談を受ける際に、非常によく聞かれるのが
「黒い外壁は太陽の熱を集めて、家の中が暑くなるのでは?」
「白い外壁の方が涼しくて、夏は快適なのでは?」
という疑問です。これはもっともな不安であり、弊社の塗装ショールームにお越しいただいたお客様とも、たびたび話題になるテーマです。
結論からお伝えすると、外壁の色による室内温度への影響は、実際にはかなり限定的です。理由はシンプルで、現在の住宅にはほぼ必ず断熱材が入っているからです。
名古屋市の一般的な戸建住宅でも、壁の内部にはグラスウールや発泡系の断熱材が施工されており、外壁表面が受けた熱がそのまま室内に伝わる構造にはなっていません。
そのため、黒い外壁にしたからといって、室内が極端に暑くなるということは、実際の住環境ではほとんど起こらないのが現実です。
(外壁の表面は暑くなる可能性はあります)
一方で、夏の暑さの大きな原因になっているのは、外壁よりも「開口部」になります。具体的には、窓やサッシ、玄関ドアなどがそれにあたります。太陽の直射日光がガラスを通して室内に入り込むことで、室温は一気に上昇します。特に名古屋市のように夏の日差しが強く、気温も高い地域では、南面や西面の窓から入る熱の影響が非常に大きく、体感的な暑さの多くはここで決まっていると言っても過言ではありません。
実際、外壁塗装の色を白から黒に変えたお客様よりも、
「西日がきつい」
「2階の部屋が夜まで暑い」
といったご相談の方が圧倒的に多く、その多くは窓の断熱性能や日射対策に原因があります。
外壁の色よりも、窓ガラスの種類、カーテン、内窓の有無、庇(ひさし)の有無といった要素の方が、室内温度にははるかに影響を与えています。
ただし、まったく影響がないかというと、そうではありません。
しいて言うのであれば、屋根に近い2階・3階、そして屋根裏空間は、屋根の表面温度の影響を受ける可能性があります。
特に直射日光を長時間受ける屋根は、建物の中でも最も熱を受けやすい部位です。名古屋市の夏場では、屋根表面温度が60〜70℃以上になることも珍しくありません。
そのため、暑さ対策を本気で考えるのであれば、外壁の色よりも「屋根の対策」を重視する方が理にかなっています。リメイクホームでは、黒やグレーの外壁を選ばれる場合でも、屋根については【遮熱効果を持つ塗料】をおすすめするケースであったり、断熱材が入った屋根材を使用した【屋根カバー工法】にて屋根工事を行うという手段もございます。
- 屋根カバー工法
- 屋根カバー工法
屋根は建物全体の中で最も太陽光を受ける部分であり、施工することで、屋根表面温度の上昇を抑え、2階や屋根裏の温度環境を改善しやすくなります。
つまり、
・外壁色による室内温度への影響は小さい
・暑さの主な原因は窓や開口部
・本当に影響を受けやすいのは屋根や最上階
という考え方が、名古屋市で外壁塗装を数多く行ってきた私共の実感として感じる部分です。
このように整理して考えると、「黒い外壁=暑いからやめた方がいい」という単純な話ではないことが分かります。
外壁の色選びは、デザイン性や汚れの目立ちにくさ、街並みとの調和といった観点で考え、暑さ対策は別の部分で行うという考え方が重要です。
外壁に断熱塗料を塗った際に見落とされがちなデメリット
名古屋市で外壁塗装をご検討される際、「少しでも夏を涼しくしたい」という思いから、【外壁用の断熱塗料】に興味を持たれる方は少なくありません。
しかし、外壁に断熱塗料を使用する場合、性能面だけでなく見た目や経年変化に関するデメリットも、事前に理解しておく必要があります。
その一つが、汚れが目立ちやすい傾向があるという点です。断熱塗料の多くは、塗膜の中に「中空ビーズ」などの特殊な成分を含んでおり、表面がややザラついた仕上がりになることがあります。
この質感自体は断熱性能を持たせるための構造ですが、結果として雨だれ汚れや空気中の汚染物質が付着しやすくなるケースがあります。
名古屋市のように交通量が多く、湿度も高い地域では、この点が特に気になりやすい傾向があります。
また、「グレー系なら汚れが目立ちにくいのでは?」と考えられる方も多いですが、藻やコケといった生物汚れに関しては、グレー系でも十分に目立ちます。
特に北面や日当たりの悪い箇所では、淡いグレーでも緑がかった藻や黒ずみが浮き出るように見え、想像以上に外観の印象を損ねてしまうことがあります。
断熱塗料を選んだからといって、こうした汚れが防げるわけではないという点は、注意が必要です。
さらに、外壁塗装の本来の目的は、建物を保護し、美観を長く維持することにあります。
しかし、断熱塗料を選ぶことで「涼しさ」ばかりに意識が向いてしまい、汚れにくさや耐久性といった重要な要素が後回しになってしまうケースも見受けられます。
結果として、「塗り替えて数年で見た目が気になるようになった」「思っていたよりも汚れが早い」と感じる方もいらっしゃいます。
このように、外壁用断熱塗料には一定の特徴がある一方で、汚れやすさや見た目の変化、期待値とのギャップといったデメリットも存在します。
外壁塗装においては、「どの塗料が一番断熱性が高いか」よりも、「その家にとって何を優先すべきか」を整理することが重要です。
黒・グレーの様な濃色外壁こそ「艶選び」が重要|リメイクホームがおすすめする塗料とは
外壁塗装をご検討される中で、黒やダークグレーといった濃い色を選ばれる方が増えている中で、意外と見落とされがちなのが「艶(つや)」の選び方です。
色にばかり意識が向いてしまい、「艶はお任せ」「どれも同じでは?」と考えられる方も多いのですが、特に黒っぽい外壁の場合、この艶の違いが仕上がりの印象を大きく左右します。
黒や濃色の外壁に艶あり(全艶)塗料を使用すると、光を強く反射するため、天候や時間帯によってはテカテカとした印象になり、建物が必要以上に主張してしまうことがあります。
特に住宅街のように、周囲に落ち着いた色合いの建物が多い環境では、「悪目立ちしてしまった」「想像より派手に見える」と感じられるケースも少なくありません。
また、艶が強い塗膜は、光の反射によって外壁の凹凸や補修跡が強調されやすいという側面もあります。
黒やチャコールグレーはもともと影が出やすい色のため、艶が加わることで、わずかな歪みや継ぎ目が目に入りやすくなってしまうのです。
その結果、「高級感を出したかったのに、逆に安っぽく見えてしまった」という声につながることもあります。
こうした理由から、リメイクホームでは、黒・濃色系の外壁には「3分艶」や「艶消し(マット)」をおすすめすることも…
3分艶は、完全な艶消しほどマットすぎず、ほんのりと上品な光沢を残した仕上がりになります。
これにより、黒やグレーの持つ重厚感・落ち着き・高級感を活かしながら、周囲の景観にも自然になじむ外観に仕上げることができます。
濃色×3分艶と相性の良い塗料|ナノウォールの特長
こうした考え方のもと、リメイクホームで黒・グレー系外壁におすすめしている塗料の一つが、水谷ペイントの「ナノウォールシリーズ」です。
ナノウォールは水性塗料であるため、施工中の嫌な臭いが少なく、ご近所様への配慮が必要な名古屋市の住宅密集地でも安心して使用しやすい塗料です。特に「外壁塗装中の臭いが気になる」「在宅しながら工事をしたい」「小さいお子さんやペットがいる」という方にとっては、大きなメリットと言えるでしょう。
さらに、ナノウォールの大きな特長は、3分艶を選択できる点にあります。
一般的な塗料では、艶あり・半艶・艶消しといった大まかな選択肢しかないことも多いのですが、ナノウォールシリーズは濃色でも品のある仕上がりを実現しやすく、黒やダークグレーとの相性が非常に良い塗料です。
艶を抑えることで、テカリすぎず、それでいて塗り替えたばかりの清潔感もきちんと感じられる外観になります。
左官調・意匠壁には専用塗料という選択肢を
一方で、すべての外壁にナノウォールが最適というわけではありません。
左官調の外壁や、ジョリパット仕上げの外壁の場合、一般的なサイディングに使用する外壁用塗料を塗ってしまうと、本来の質感や意匠性が失われてしまうことがあります。
せっかくの風合いが、のっぺりとした「ただの塗装壁」になってしまうのは、非常にもったいないことです。
こうした左官調・ジョリパット外壁に対して、弊社がおすすめしているのが名古屋市に本社をもつアイカ工業株式会社製品である「ジョリパットフレッシュインフィニティ」です。
この塗料は、一般的に使われている外壁塗料とは性質が異なり、艶のない、自然な左官調の仕上がりを維持できるのが特長です。
塗り替え後も「塗った感」が出にくく、既存の意匠性を活かしたまま、外壁の保護性能を高めることができます。
特に黒やグレー系で左官調の外壁をお持ちのお宅では、艶が出てしまうと一気に印象が変わってしまうため、こうした専用塗料を選ぶことが非常に重要です。
見た目の美しさだけでなく、「今の家らしさ」を残すという意味でも、塗料選びは慎重に行う必要があります。
外壁を黒やグレーで塗装したお宅様の施工事例
1 アイボリー調の色合いからイメージを一新
- 施工前
- 施工後
いままでアイボリー調だったお宅様ですが黒にイメージを一新しました。
窓サッシや玄関ドアなどの塗装を行わない部分がそのまま残りますのでちょうどいいアクセントとなります。
アクセントがあることで黒で塗装をしたとしても重くなりすぎることはありません。
2 グレーと黒を使用することで濃い色合いの中にも濃淡を
- 施工前
- 施工後
こちらはアイボリーを基調にされてアクセントに明るい茶系が入ったお客様のお宅を塗装した際の写真となります。
全体的にグレーをベースとしておりますがアクセントに黒を入れることで濃い色合いの中にも濃淡が付いた仕上がりとなっております。
破風や軒天には白系の色を使用することで明るさもある色合いになっています。
3 ジョリパットフレッシュインフィニティを使用した意匠性を残した塗装
- 施工前
- 施工後
施工前の状態を見ていただくと薄い外壁に雨だれや汚れが付着し黒ずんでしまっていることが分かるかと存じます。
濃い色を使用することで黒ずみなどは今後目立ちずらくなることが想定されます。
また、艶っぽくならないため施工前のリシン仕上げの質感はそのまま残せることも利点として挙げられます。
色だけでなく「質感」まで考える外壁塗装を
ここまで見てきたように、名古屋市で外壁塗装を成功させるためには、
「黒にするか、グレーにするか」といった色選びだけでなく、
艶の有無・塗料の性質・外壁材との相性まで含めて考えることが非常に重要です。
弊社では、流行やイメージだけで塗料をおすすめするのではなく、
・建物の素材
・周辺環境
・将来の見た目
までを考えたご提案を心がけています。
黒・グレー外壁を検討されている方こそ、「どんな艶で、どんな質感に仕上げたいのか」を一緒に考えていきましょう。
#外壁塗装 #黒 #グレー #名古屋
他にも読まれているブログやコラムはコチラ
外壁塗装で艶あり・艶なしはどっち?失敗しない艶選びのポイント
おしゃれな外壁の色選び サッシの色と外壁の色のカラーコーディネート クホームへ
外壁塗装のお問い合わせはこちらから
お得な料金プランはこちら
愛知県尾張旭市、瀬戸市 長久手市 豊田市 日進市 春日井市 名古屋市周辺地域での住宅リフォームは、RemakeHome(リメイクホーム)にお気軽にお問合せください。外壁、屋根、防水工事に絶対の自信があります!もちろん内装、水まわり工事も承ります。相談、お見積りは無料です。


















