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ダイワハウスに外壁塗装を依頼するときの注意点は?耐久性や保証内容、メリット・デメリットを解説

この記事を読んでいるあなたは、

  • ダイワハウスの外壁塗装サービス・保証内容についてを知りたい
  • ダイワハウス施工の外壁塗装での注意点についてを知りたい
  • ダイワハウスの外壁塗装サービスのメリット・デメリットについてを知りたい

上記のように考えているかもしれません。

今回は、そんなあなたに向けて「ダイワハウスに外壁塗装を依頼するときの注意点、耐久性や保証内容」などをお伝えしていきます。

ダイワハウス施工の外壁塗装で注意したいポイント

ダイワハウスが施工した住宅の外壁塗装を検討する際には、次の5つのポイントに注意しましょう。

サイディングが厚く、シーリングの打ち替えメーター数が多い

ダイワハウスの住宅で外壁材として使われている窯業系サイディングは、分厚く、目地が多いのが特徴です。

窯業系サイディング(以下、サイディング)とは、セメントや繊維、無機物を主原料とし、窯で焼いて板状に成型した外装仕上材のことで、耐火性や耐震性には優れています。

現在、国内約8割の新築戸建て住宅にて、窯業系サイディングが使われています。

国内の大手外壁メーカーであるKMEWや旭トステム、ニチハが販売しているサイディングの厚みは15〜21mmですが、ダイワハウスのサイディングは、16mm〜34mm厚のものまであります。

また、目地が長辺方向に多く設けられているので、シーリングメンテナンス時に打ち替えるメーター数が多くなります。

さらに、厚みがあるサイディングだと、シーリングの充填深さある為シーリング材の量が多く必要となる為メンテナンスコストが増えます。一般的なシーリングの打ち替えと比較して

単価が低すぎる業者には注意して下さい。

塗料が付着しにくい壁材がある

ダイワハウスのサイディングには、塗料が付着しにくい難付着サイディングがあります。

難付着サイディングとは、光触媒や無機塗料などで表面が特殊コーティングされているサイディングのことで、一般的な下塗り塗料との相性が悪く、塗り替えをしても密着不良で塗膜が剥がれてしまうことがあります。

ダイワハウスオリジナルのサイディングである「DCウォール」「DSウォール」には無機系塗料が表面にコーティングされており、「DXウォール」「ベルサイクス」には光触媒を利用した塗装を表面に施しています。

難付着サイディングに分類される外壁材の塗り替えには、難付着サイディング専用の下塗り塗料を使用する必要があります。

外壁塗装ができないシリーズが存在する

ダイワハウスのサイディングには、既存塗膜の上から塗装できないシリーズがあるので注意が必要です。

ダイワハウスの住宅には、年代によっては熱可塑性アクリル樹脂が表面にコーティングされている外壁材があり、この上から塗装した場合、小さな気泡や膨れ、剥がれが発生することがあります。

よって、サイディングを塗り替える際は、竣工時の設計図書や仕様書を見て、熱可塑性アクリル樹脂が使用されているか確認するようにしましょう。

熱可塑性アクリル樹脂の使用有無が不明の場合、シンナーなどの溶剤を用いた塗膜の溶解テストにより確認することもできます。

ヒートブリッジが発生する可能性がある

ダイワハウスの住宅は、重量鉄骨造及び軽量鉄骨造の建物が多く、ヒートブリッジにより外壁面が変色しているように見える現象が発生することがあります。

ヒートブリッジとは、熱伝導率の高い鉄骨柱や梁が外部の熱を屋内に伝える現象のことで、熱を橋渡ししてしまうことから「熱橋」とも呼ばれています。

冬場の寒い時に、室内の熱が非断熱部分の鉄骨柱、梁部分がヒートブリッジとなって外壁に伝わり、断熱材が施工されている壁面との熱伝導率の差により、鉄骨部分が浮き出ているように見えるのです。

また、室内と屋外との温度差が生じやすいことから、結露が発生しやすくなるため、建物の断熱性能を低下させたり、カビの原因になったりすることがあります。

ヒートブリッジは建物構造に起因するものなので、外壁材に問題はありませんが、気になるようであれば塗替えの際に断熱性の高い塗料で塗装しておくとよいでしょう。

屋根はカバー工法の可能性がある

ダイワハウスの住宅の屋根にノンアスベストのスレート屋根が使われている場合、劣化度合いによってはカバー工法によってメンテナンスすることがあります。

カバー工法とは、既存屋根を撤去せずに残したまま、その上に新しい屋根材を重ね葺きする工法です。

既存屋根の上に防水シートを貼り、その上に軽量かつ耐久性、防水性に優れたガルバリウム鋼板などの金属屋根を被せるのが主流です。

アスベスト含有スレートからノンアスベストスレートに切り替わった時のスレート屋根は、層間剥離や固定釘の腐食、ひび割れなどが多発し、10年前後でボロボロになる事案が相次いで報告され大きな問題となりました。

その背景には、人体に有害なアスベスト含有品の代替品として製品開発が急がれたために、開発技術と長期使用の検証が不十分なまま流通したことが原因と考えられています。

このような屋根に塗装を施しても、層間剥離により膨れ上がり、すぐにボロボロになってしまうので、意味がありません。

対処法としては、葺き替えかカバー工法の二択になりますが、カバー工法の方が既存の屋根材を撤去せずに施工する工法なので、屋根材の解体費用と廃棄物処理費を抑えられます。

また、2006年以降に製造されたノンアスベストのスレート屋根は、従前のノンアスベストのスレート屋根が改良されたものとなり、層間剥離などの問題は解消されました。

耐久性については、定期的に屋根塗装やひび割れ補修などを実施した場合、一般的なカラーベストで20年から30年、長寿命のものは35年が寿命と言われています。

カラーベストの耐久性が低下し、ルーフィングや屋根下地の劣化が進む段階になると、塗替えでは対応できなくなるので、カバー工法か葺き替えによるメンテナンスを検討しましょう。

2000年以前の建物は要注意

ダイワハウスで2000年以前に建てられた住宅の外壁は、外壁塗装後に塗膜の膨れや剥離が多数発生していました。

外壁に欠陥のある素材が混入されていたことが原因で、表面に膨れがある状態で塗装しても、再び熱膨れや剥がれが発生してしまい、何度塗装しても解決できません。

よって、根本的に解決しようとすると、貼り替えやカバー工法によるメンテナンスが必要となります。

ダイワハウス住宅の外壁塗装後の耐久性は?何年もつ?

ダイワハウスの住宅の外壁材には、難付着サイディングが使われているものがあります。

そのため、外壁材表面に特殊コーティングが施されているかを見極め、塗料を選定することが重要です。

難付着サイディング用であれば、専用の下塗り塗料を用いて、密着性を高めてから上塗り塗料を塗装します。

上塗り塗料は、種類によって耐久性が異なります。

  • アクリル塗料:約5年~7年
  • ウレタン塗料:約8年~10年
  • シリコン塗料:約10年~12年
  • フッ素塗料:約15年~20年
  • 無機塗料:約20年~25年

一般的に、外壁塗装に最も使用されるのはシリコン塗料で、価格と耐久性のバランスに優れており、コーキングや防水などのメンテナンス間隔とタイミングが合うので、次回も同時にメンテナンスすることができます。

アクリル塗料、ウレタン塗料は他の塗料に比べると安価ですが、耐久性が短いため、近年では外壁塗装に選ばれることは少なくなっています。

フッ素塗料、無機塗料は耐久性に優れており、主に施設や高層マンション、ビルなどの大型建築物に使用されています。

ダイワハウスの建物の外壁塗装の費用目安

ダイワハウスの住宅の外壁塗装には、厚みのあるサイディングや目地の長さ、難付着サイディング用の下塗り塗料などにより、一般的な住宅より高くなる傾向にあります。

大和ハウスリフォームのホームページには、外壁塗装とシーリング(コーキング)工事を施工する場合の費用目安が記されています。

外壁塗装とシーリング(コーキング)工事

工事費用:160万円~

  • 延床面積約30坪(外壁面積約44坪)の場合
  • 水性シリコン塗装
  • 足場等仮設費用を含む

[別途費用]

  • 軒天・サッシ・樋の塗装
  • 胴差しの脱着
  • 外壁面やバルコニーにあるエアコン室外機などの一時撤去及び復旧

専門業者が施工する一般的な外壁塗装の相場としては、上記の大和ハウスリフォームの例と同じ条件で施工する場合、約100〜130万円程度なので、ダイワハウスの外壁塗装は割高であると言えるでしょう。

ダイワハウスの保証延長についての注意点

ダイワハウスの保証プログラムは、業界でもトップクラスの30年初期保証と、点検プログラムによる保証期間延長で、最長60年間にわたる長期保証により建物の安心をサポートしています。

保証の対象となるのは、「構造耐力上主要な部分」と「雨水の浸入を防止する部分」です。

国土交通省によると、「構造耐力上主要な部分」と「雨水の浸入を防止する部分」を以下のように定義しています。

構造耐力上主要な部分
住宅の基礎、基礎ぐい、壁、柱、小屋組、土台、斜材(筋かい、方づえ、火打材、その他これらに類するものをいう。)、床版、屋根版又は横架材(はり、けたその他これらに類するものをいう。)で、当該住宅の自重若しくは積載荷重、積雪、風圧、土圧若しくは水圧又は地震その他の震動若しくは衝撃を支える部分とする。

雨水の浸入を防止する部分
① 住宅の屋根又は外壁
② 住宅の屋根又は外壁の開口部に設ける戸、わくその他の建具
③ 雨水を排除するため住宅に設ける排水管のうち、当該住宅の屋根若しくは外壁の内部又は屋内にある部分

つまり、国が義務付けている10年間の瑕疵担保責任の3倍の保証サービスを提供しているのです。

一見すると手厚い保証内容ですが、いくつか注意点があります。

☑ 30年初期保証について、保証期間内にダイワハウスが実施する点検を受けなかった場合、原則としてその時から保証が受けられなくなる

☑ 保証満了時に、点検・診断に基づく有料メンテナンス工事を実施した場合に限り、保証の延長が可能

☑「構造耐力上主要な部分」の保証は、「雨水の浸入を防止する部分」の保証延長工事の実施を条件に15年間の延長が可能

☑ 保証が途切れた場合でも保証延長工事を実施すれば、保証の再開(再保証)が可能
※点検・診断は有料となる
※保証が途切れた期間によっては、保証を再開(再保証)できない場合がある

☑ 防蟻処理の初期保証期間は10年で、以降は有料メンテナンス工事実施により10年間、または5年間の延長保証が可能

☑ 住宅設備の保証期間は10年 ※延長保証の定めは無し

☑ 商品や契約時期によっては初期保証期間が異なる

以上のとおり、ダイワハウスの住宅の保証期間や延長保証については、細かく定められているので、購入する(購入した)商品がどの保証に該当するのか確認するようにしましょう。

ダイワハウスに外壁塗装を依頼するメリット

ダイワハウスに外壁塗装を依頼するメリットは、30年初期保証を延長できることです。

初期保証の満了時に所定の有料点検を受け、ダイワハウスにて有料メンテナンス工事を実施すれば保証を延長できます。

また、自社で建てた建物なので、外壁材の種類や塗装に適した塗料についても熟知しており、安心して工事を任せることができます。

ダイワハウスは大手ハウスメーカーであり、企業としての社会的信頼度が高いのもポイントです。

ダイワハウスに外壁塗装を依頼するデメリット

ダイワハウスに外壁塗装を依頼するデメリットは、費用が高いことです。

なぜなら、自社で塗装職人を抱えて施工するのではなく、実際は下請け業者に委託し、その分中間マージン(紹介料)が発生するため、費用が高くなってしまうからです。

また、大手企業であるほど、従業員が多く、広告料や宣伝費などの経費もかかるので、塗装工事には直接関係のない維持費や経費が含まれてくる分、割高となってしまいます。

ダイワハウスと他の業者どちらに依頼するのがよい?

ダイワハウスに安心感を持っている、初期保証を延長したい、外壁塗装と共に耐震補強や内装リフォームも行いたい、という方はダイワハウスに依頼するのがよいでしょう。

安心をお金で買うというのも一つの選択ですし、耐震補強なども兼ねた大掛かりな工事になるほど、大きい会社の方が対応できることが多いでしょう。

一方で、費用を抑えたい、塗装専門業者の方が信頼できる、いろいろな提案をしてほしい、という方はダイワハウス以外の他業者に依頼する方がよいでしょう。

地元の業者や塗装専門業者は、自社に職人を抱えていることが多く、余計なマージンが入らない分、費用を抑えることができます。

また、ダイワハウスや他のハウスメーカーの下請け業者として、外壁塗装工事を請け負うことがあり、ノウハウも豊富に持っているので、より幅の広い提案をしてくれることも期待できるでしょう。

外壁塗装の業者を選ぶ際のポイント

外壁塗装の業者を選ぶ際のポイントとしては、施工実績が豊富であることと、外壁の状態をきちんと説明してくれること、耐久性や価格のバランスを考慮して提案してくれることが重要です。

施工実績が豊富であるかどうかは、ネット上の口コミや評判などである程度掴めますし、会社概要や施工実例を見せてもらえば確認できるでしょう。

また、外壁の劣化度合いは個々の家によって異なるので、現在の外壁の状態を分かりやすく説明してくれると、信頼感も生まれてくるのではないでしょうか。

その上で、シリコン塗料にするのか、フッ素塗料にするのか、遮熱塗料や断熱塗料を加えるのか、耐久性と価格のバランスを考慮して提案してもらえると、いろいろな選択肢を持てるようになります。

一方で、現在の外壁面にどのコーティングが施されているのかも分からない業者に依頼してしまうと、塗膜の密着不良や膨れ、剥がれなどが発生してしまい、トラブルになりかねません。

専門業者といっても良い業者ばかりではないのが現状なので、まずは施工実績をチェックして、できるだけ複数の業者に提案してもらうといいでしょう。

外壁に関するお悩みはリメイクホームにおまかせください!

ダイワハウス 外壁塗装

ここまで、ダイワハウスの外壁塗装について解説してきました。

私たちリメイクホームは、愛知県を中心に外壁塗装や屋根塗装、リフォームを手がけています。

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